カエルニッキ

ド・ザイナー。

『IS[アイエス]〜男でも女でもない性〜』#08

//www.tv-tokyo.co.jp/is/" title="連続ドラマ「IS[アイエス]〜男でも女でもない性〜」:テレビ東京">『IS[アイエス]〜男でも女でもない性〜』#08:ISとは。インターセクシャルインターセックス)の略称。性器、卵巣・精巣といった性腺、染色体等が男性型・女性型のどちらかに統一されていないか、または判別しにくい等の状態。以下つづきを読む

放映以来ずっと見てきている『IS』ですが、よくも悪くも人の心の奥にあるものを引き出すドラマで、名言も多くて好きです。

8話は、ISだということを秘密にしていた春がついに全校生徒にカミングアウトした回。覚悟していたとはいえ、みんなに避けられ、好奇の目で見られていたかとお思えば、デリケートな部分すぎて誰もが避けてまるで春がいないかのようなそぶりになる。大人たちは安全な場所から見下ろした態度を取るのと、春の覚悟に心を打たれて歩み寄るのと分かれてきた。人間てこうなるんだと思った回。

自分が同じ状況だったら春のように言えたかどうか分からない。けど、知ってほしい、共有したい心情はすごくわかる。そうゆうの気軽にバカにする人もいるけれど、他人をさげすまなければ自分を保てなくて、他人と比べていつも大変な人だと思ってる。

登場人物たちはそれぞれの闇に今一番苦しいとき。オープニング映像の明るさが唯一の救い。