カエルニッキ

ド・ザイナー。

国立科学博物館 特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」


国立科学博物館で開催中の、特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」に行ってきました。

何万年前の人骨から、年齢はもちろん、虫歯があっただの、一度出産したことがあるなど、骨からたどって解明できることがすごいです。頭蓋骨から顔がわかる技術も圧倒的生々しさで、シワやシミや微妙な表情がとてもリアル!

膨大な時間をかけられた研究成果が、素人にもわかりやすくまとめられた展示で、研究者の方々には頭が下がります。気に入ったところチョイスしていきます。


全く前知識なく行ったのですが、おもしろく見てきました。まず基礎です。

  • DNA……設計図を書く文字(本に例えると文字)
  • 遺伝子……タンパク質を作る設計図(本に例えると文章)
  • ゲノム……遺伝情報の全て(本に例えると本)


ヒトの始まりの分布地図。青い線の南太平洋がつい800年前だったのが驚きです。


最古の土偶。かわいい。


縄文時代の模様がとても興味深いです。女体のような模様の器に、棒を入れて埋葬? するかたちは、出産が神秘的なものとされていたと考えられていたそうです。いつの世も子は宝ですね。


赤いインクをつける風習は、遠く離れた土地でも発見されているそうです。


縄文時代古墳時代の遺伝子の割合図。渡来人との交流が盛んになって、本州にいた弥生人と渡来人の混ざり具合の割合は多様だったのに対し、北と南の端っこは縄文DNAが濃い人たちが住んでいたそうです。


ニホンオオカミの剥製。


日本の犬は古い遺伝子を現代まで受け継いでいるという話。そういえば犬はいろんな体型の種類がありますね。


リビアヤマネコがイエネコの祖先種とのこと。ヨーロッパヤマネコ、ステップヤマネコは、DNAが似ているけれど別種とされているそう。ネコは見た目の毛色以外ほぼ区別つきません。全部かわいい。


動物の足跡がついた最古の土器ですって。ネコちゃん!


沖縄で発掘された人骨には、貝で覆われた部分があったそうで、呪術的な意味があるとか。貝は交易で使われたり、飾りにもなったり、たくさん発掘されたようです。島から島へ、かなりの距離を移動していたことに驚きです。食料としては、山の動物を狩るよりも貝は効率良さそうと思いました。


南国から北へワープ。オホーツク土器。波模様です。


クマの骨偶。かわいい!


女性アイヌの副葬品。ガラス玉がきれいそう。


アイヌは文化色が濃く残っていて貴重だなと思います。


マキリの柄の彫り物。『ゴールデンカムイ』で見た!


同じ江戸時代でも、食べ物の格差が顔の特徴に出ていたのがおもしろいです。


身長の変化。現代に行くほど身長が高くなるとは限らない、時代ごとに変わっているのがおもしろいです。


建物の外にある、シロナガスクジラの原寸大模型。でっかいです。


シンメトリな国立科学博物館の建物は、上空から見ると飛行機の形をしているそうです! なにそれかっこいい! →端正な建物は、上空から見ると飛行機の形

古代DNA展は6月15日(日)まで。

特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」
期間:2025年3月15日(土)~6月15日(日)
休館:月曜日、5月7日(水)
時間:9時〜17時(入場は16時30分まで)
料金:当日券 一般・大学生 2,100円/小・中・高校生 600円
場所:東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館(東京・上野公園)


25.06.12