カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ブルータリスト』字幕版


『ブルータリスト』字幕版を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

オープニング映像でクレジットが横に流れていて、この映画は普通じゃないよというメッセージを受け取りました。ちなみにエンドロールは斜めでした。冒頭からこんな構図で撮るんだ、という場面がずーっと続いて目が離せません。逆さまの自由の女神はドキュメンタリーを彷彿とさせて、この先何が起こるのか、引き込まれていきました。

それと、本来は話に寄り添う存在の劇伴が、インパクトある音を場面に打ち付けるように響いて、映像に引き込む相乗効果がすごかったです。昔何かで読んだことがあるのですが、「劇判は本編より目立っては失敗作」みたいな内容。全然そんなことなくてむしろ相乗効果で盛り上がりました! それだけ映像が強かったのかなと思います。

光を取り入れた建築構造のプレゼンをしている時と、地下神殿の柱のカーブのシーンが好きです。シンプルで空間を埋めるような、この大胆な構造は当時珍しかったゆえに、お金もかかるし、物議を醸したんだろうなと。認められるまでに時間がかかった重みにリアリティを感じました。人生でした。

215分という長尺映画で、途中で休憩15分挟みましたが、ずーっと集中して観ていられました。

25.03.17