『皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」第4期 三の丸尚蔵館の名品』を観てきました。点数こそ少ないけれど、ひとつひとつが貴重な名品揃いでした。皇室の名品すばらしいですね。そしてこのたび三の丸尚蔵館に初めて入れて感動です。
個人的に若冲成分補給してきました。
第4期の若冲作品「動植綵絵」から4幅。右から《老松孔雀図》《諸魚図》《蓮池遊魚図》《芙蓉双鶏図》
《粘葉峰和漢朗詠集》(でっちょうぼんわかんろうえいしゅう)
NHKで放映中の大河ドラマ「光る君へ」を観てますか? 藤原行成(道長のこと大好きな頭のいい友人)の書いたとされる字が、草筆、かな、楷書(だったかな?)3種類あって、上手なお手本みたいなことが書いてありました。鶴や亀甲などの文様を摺り出した唐紙は大変贅沢品で、平安貴族の美意識が高かったのがうかがえるとか。
《閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風》(かんていめいかく・ここのえのにわのずししゅうびょうぶ)
刺繍の熱量が圧巻でした。
《七宝四季花鳥図花瓶》(しきかちょうずかびん)
鳥がかわいい。花瓶一周四季折々の風景が美しいです。照明が見事。きれいに撮れます。
展示室1・2のふた部屋で14点程なので40分ぐらいで見終わってしまいました。最近よくある、展示会観てるうちにやってくる頭痛がしませんでした!
写真撮影は個人利用のみOKということです。ありがたすぎます。そんなわけで動植綵絵の前だけずっと隙間なく写真撮る人で混んでました。インバウンド効果もあり大人気です。広く公開される試みとてもいいと思います。
皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」第4期 三の丸尚蔵館の名品
期間:2024年5月21日(火)―6月23日(日)
休館:月曜日(ただし月曜が祝日または休日の場合は開館し、翌平日休館)
時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般1,000円、大学生500円
場所:東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内 皇居三の丸尚蔵館 展示室1・2
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24.06.23