前章で衝撃を受けた、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
展開早いし要素盛りだくさんで、観終わって数時間経つけど、回収しきれてない!(私の脳が)。あとは考えろと言わんばかりで、拾いきれてないけど、とにかくセリフは刺さるし笑えるし、この展開は予想できませんでした。こんな名作知らずにいたなんて……! 早くも今年一番のアニメ映画です。
帰宅してから原作コミック読み終えたのですが、だいぶ後半は端折られていたり、劇場版オリジナルだったのがわかりました。もし原作を読んでいない方は、見る順番としては劇場版アニメ→原作コミックのほうが、あるものとないものの比較しやすいかなと思いました。
ざっくりですが原作読んで驚いた部分。(劇場版でカットされていた、もしくは匂わせで終わらせていたところ)
- 渡良瀬先生の彼女は、兵器開発センター広報の女性、須丸光だった。
- 渡良瀬先生は具合の悪いはずのお父上に旅券をプレゼントしていた。「元気だけが取り柄で〜」など、門出に言った内容と違った。→門出父が行ったずんだっちの世界線では門出と渡良瀬は同棲しているけど、あんな感じでだらしがない!
- シープの女幹部は、宝田さんが好きだった。劇場版で「宝田さんじゃなきゃダメ」のセリフだけで、これはもしかしてと察しがついていた。
- ジャーナリストの三浦太郎がテレビ放送中に自分を撃つところ、唐突な感じがしていたけれど、原作で兵器開発センター広報の女性、須丸光と昔馴染みで時々話をしていた時、結構プライド高い人で、あの時は言いなりになった自分に絶望したのだなというのがわかった。
原作のお父さんの世界線を劇場版でやるとなると、3部作になるだろうし、この展開だと蛇足かなと思ったので、うまく切り上げた感。(そもそもなぜお父さんをカットしたのかなという疑問はありつつ)そういう意味では、原作と順番が変わるけれど、前章におんたんの時間跳躍する前の世界を持ってきたのは、いい構成だなと思いました。
24.06.23