『電脳コイル』の磯光雄 監督15年ぶりの最新作、オリジナルアニメ『地球外少年少女』を観ました。劇場公開では1月28日〜前編、2月11日〜後編とに分かれて上映され、Netflixでは全6話一斉配信中です。
Netflixで観ました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
ちょっと未来の2045年は、宇宙が身近に感じられる世界でした。宇宙ステーションはカラフルでポップで「あんしん」という名前で、どこかで見た企業のロゴっぽいものがあちこちに。
専門用語が分からなくても大体わかるようになっているし、自分の手の甲が端末画面になっているけど、SNSの使われ方は現実とそう変わっていないところがおもしろい。AIもガジェットもどこかコミカルで、親しみやすいオリジナリティあふれる宇宙空間です。
科学もカルトも一緒になって、最後はちょっと難しかったけれど、壮大なAIとの対話は、現代にも普通にありうることだよなあと思わせるお話でした。その時あなたはどうする? みたいな。
最後はとても爽やかな気持ちで見終えることができました。
22.03.02