『弥生、三月 -君を愛した30年-』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
「運命で結ばれた二人の30年を3月だけで紡ぐ激動のラブストーリー」まさにこれ。予告で想像していたけれど、長い年月をかけた二人の重ねてきた出来事は、あちらが立てばこちらが立たず、タイミングって大事だなって思う場面と、徐々に明かされる過去の出来事。
その中に病気のことや、家族のことや、震災のことや、くっ、こんなことで…と思いながら、4箇所ぐらい泣きポイントあった。ちょっと反則。
30年の要所要所、時間があちこちに飛ぶので単調な時間の流れを効果的に演出したのだろうなと思うけど、駆け足で巡る年月が、それぞれの出来事が薄っぺらく見えるところもあり、ちょっと残念。かといって、じっくりやってもきっと疲れてしまう、こういうさじ加減難しそうです。
20.04.05