『ベロニカとの記憶』を観てきました。見終わってからじわじわと良くなってきました。ヒューマンドラマですがミステリー部分があるので、未見の方はネタバレご注意です。
40年ぶりによみがえる青春時代の思い出が、実は自分の都合のいいように記憶を改ざんしていたら……。次々に思い出していく過去の自分がしたこと。意外と歳をとっても人間て変わらない。
トニーが同じ過ちを犯すところを見て残念なところもあるし、孤独が人を狂わせるところがちょっと怖かった。
当時の出来事と、トニーの勝手な思い込みのギャップが、徐々に解き明かされていくにしたがって、驚愕の事実が発覚する、それを見てる人に判断を委ねる瞬間の見せ方がうまい! そしてその後に起こる出来事に、じわじわと感動がわいてくるのです。
なかなか精神的に油断ならないお話でした。哲学学んでいる人の感想を聞きたいです。
今回新宿武蔵野館で見てきたのですが、2016年11月にリニューアルオープンしてから初めて行ったのですが、上映前の映画セットが素晴らしいです! というか、1年ぐらい武蔵野館で見てなかったんだなあ。
こういう映画の世界を物理的に展示する試みって夢がありますよね。
あと発券機もネット予約であるQRコードでピッとやってできるやつ、あります。
私同様、知らなかったみなさん、武蔵野館ステキな映画館になってますよ〜!
18.02.01