カエルニッキ

ド・ザイナー。

初めての九州新幹線の旅 2日目 人吉 夏目友人帳 プチ探訪


今朝の桜島の様子です。風に流れた噴煙が雲につながっていって噴煙なのか雲なのか。不思議な風景を作っています。


朝食はバイキングでしたが、なんと昨夜いただいたのとそっくりな佃煮がありまして、竹の子きくらげというものらしい? プリッとしたきくらげの食感に、ほんのりのしそ風味が合わさっておかゆに乗せて食べたらあうあう! フロア案内の女性の方に聞いてみたのですが、よくわからないようでした。どこかのスーパーによればあったかもしれませんが、時間がなくて断念。ご存じの方いらっしゃったらご一報を。


鹿児島中央駅の観覧車、一個透明なゴンドラが…! サドなの、マゾなの。

また新幹線に乗って新八代駅まで。そこから鹿児島本線八代駅肥薩線に乗り換えて人吉まで、の予定でしたが、


なんと新八代で偶然肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」に遭遇。


立ち席購入でサックリ乗車!!! 中すごい! おれんじ食堂は、新八代〜川内間を九州西海岸を眺めながらのんびりスローライフな旅が楽しめる2両編成食堂車だけの車両です。わああ!


走るレストラン中の様子です。内装はななつ星の水戸岡さん。車両に入った瞬間に漂う満ち足りた幸福感半端ないです。1号車では大きなテーブルを大人数で囲んで座れるリビングっぽい仕様、2号車は2〜4人がけテーブルがある、少人数お客さん向けのようでした。食堂車中のスタッフさんみんな丈の長い黒いエプロンしてテキパキ接客してて、高級感ありました。


ホームで見送る駅員さん。一駅だけの乗車でしたが大変密度濃く楽しめました。がんばれ肥薩おれんじ鉄道



八代駅に到着。次のJR肥薩線への乗り継ぎが1時間後というのんびりぶり。駅構内にはコンビニもあり、ゆるゆると待てる感じでした。しばし周りを散策。



駅から見える双竜。
昨日からチラチラ見えていた工場は、日本製紙株式会社 八代工場 でした。圧倒的な存在感です。



そして夏目友人帳 の舞台 人吉へ。球磨川沿いに走る肥薩線の眺めは絶景続きです。


駅が近づくと、SL人吉の転車台がチラリと見えます。かっこいいゾーン。



人吉に降り立ったのは九州ほぼ縦断の旅 二日目 観光列車編 - 2013-05-05の停車時間数分ぶり。2回目。


観光案内所で、滞在3時間で自転車で天狗橋を往復したら他を見られないだろうとアドバイス受けて、夏目探訪用書き込まれたマップをもらい近辺をうろうろしてきました。案内所も、貸し自転車屋さんも、タクシーの運ちゃんもみんな親切! 結局自転車は出払っていたので、タクシーで田町菅原天満宮まで行き、あとは徒歩で駅まで戻りながら回るというコースに。


名取さんが見えるぅぅ。2期OPで出てくる田町菅原天満宮


絵馬や巡礼ノートがどっさり! ここでもニャンコ先生大活躍。ここを見つけられた先人の人たちに感謝しつつ、お参り。



物語には出てこないのですが、作者のサインが展示されていると教えてもらったので、向かってみた武家蔵が思いのほか、夏目スポットすぎて大ヒット。一歩入るとそこは夏目ワールド。ずらりと並んだ、毎年の花火大会に地元の風景が描かれるポスターが圧巻です!


作者の緑川ゆき先生は管理人さんの親戚だそうで、展示物のサインも特別感ありました。控えめな方だそうで夏目友人帳の優しい世界にすごく納得。



武家蔵は、夏目友人帳の展示を見るだけなら無料で見て行っていいと言われ、となりの喫茶室の原画展示も撮影可ですばらしかった!



管理人さんの人柄もあると思いますが最近は海外の方も多くリピーターで見られるそうです。いい話いろいろ聞けましたよ。


続いて鍛冶屋町へ。夏目が昔の友人とばったりあったシーン。飲食店があったので食事の予定でしたが14時にはもう終わってたあああ。


気さくな雑貨屋さんが開いててお話をちょっとして、都内で瞬殺だった一番くじの景品が定価以下ピンポイントで陳列されてて、そわそわしてしまったw 夏目目的だと知るやいなや、いま来たばかりの巨大ニャンコ先生のぬいぐるみを無邪気に見せてくださって、南国のおおらかな空気をここでも感じました。


観光案内所と天満宮夏目友人帳スタンプ2つ、エキチカの物産館で非売品のコースターもらいました。 人吉は、歩いていると通りすがりの女子高生が「こんにちは」と誰とでも挨拶してくるのですごく優しい町!


時に人吉のマンホールは、 人吉城址と球磨川下り。人吉城址すごい石垣きれいで城想像力発揮できそうです。知らない土地に来たらマンホールの模様チェックしていきたいと思っていたけれど、鹿児島ではうっかり見逃してましたに。街中歩かないとなかなか気づけません。


人吉駅前で、お城からからくり人形が出てくるタイミングに居合わせて和みました。

そして熊本の宿へ。これがまた長距離列車の旅で、人吉は難易度の高い場所でした。自分ではよくぞ行けたと思います。


熊本ではいい月が出ていました。

長すぎて自分でも引く! 最後まで見てくださってありがとうございます!


17.12.14