カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ザ・ウォール』


『ザ・ウォール』を観てきました。

前知識としてあるといいかも。(公式よりコピペ)

イラク戦争時、37人のアメリカ兵を殺害したとされるスンニ派武装グループ「Islamic Army in Iraq」の狙撃手<ジューバ>が最初に姿を現したのは2005年、インターネットに投稿された1本の動画の中だった。映像の冒頭で「私の銃には9発の弾丸が入っている。ジョージ・ブッシュよ、お前へのプレゼントだ。私はこれから9人のアメリカ人を殺す。神は偉大なり」と宣言し、その後アメリカ軍兵士が次々と狙撃される様子が流された。このショッキングな映像は全世界から注目を集め、欧米諸国を震撼させた。一方でイラクでは「バグダッドのスナイパー」とあだ名される伝説的な存在となり、 イラクの若者たちからはヒーローとして崇められ、「占領者」に対するシンボルとなっていった。しかし画面上の<ジューバ>は覆面を被り、声は加工されていたことからその正体は明らかになっておらず、1人なのか、はたまた複数なのかすらわかっていない。その後の行方も定かではなく、2003年にISISによって殺害されたとの噂もあるが遺体は見つかっていない。本作はその謎多き<ジューバ>が、最後に狙ったとされるアメリカ兵との攻防戦をベースに描かれる。誰もいない砂漠で姿の見えない敵に狙われた時、あなたならどう戦うかー?超体感型バトルフィールド・スリラーがついに日本上陸!


戦争映画かと思ったら心理戦の戦いだった! それもすごく辛抱強く見なきゃいけない……! 落ち着きない人には辛い時間かもしれません。

それと、水がなくて外にさらされて怪我をして失血しそうな精神状態で、それでも強い精神力で、打たれた方向と銃弾の音から、距離を計算し方角を割り出し、最大のチャンスでやったか!と思ったら相手の手の内だったときの絶望感たるや……。心身ともに観てるほうがまいってしまいそうに。

こんな究極の状態たえられないなあと、水分とりながらガクブルして見ました。

見えない相手にじわじわくる駆け引きにヒヤッとしたりゾッとしたり。

戦場という場面だけとギリギリの心理戦が、戦場とは別の場所で起きていて心身ともにギリギリすぎた。スナイパーは実在していたらしいけれど、アメリカ軍側からの視点だけだったから、さらに怖さが増しました。たしかにこれはスリラー。