カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ポッピンQ』


『ポッピンQ』を観てきました。以下、感想はネタバレ含んでいるので、未見の方はご用心です。

やーかわいかった。キャラはかわいいし、ダンスシーンの映像は高いクオリティで大変素晴らしいものでした。たぶんいま放映しているアニメのダンスシーンの中では一番映像がきれいかもしれません。

ダンスで世界を救うと予告で言っていたので、プリキュアのような女児向けアニメかと思ったら果たしてそのとおりでした。割と唐突なんですが明確な敵を倒すと同時に、自分らの心の葛藤もありで、あとはゆるっとかわいいダンスの世界を堪能できます。物語上は個人それぞれの内面の葛藤にはあまり触れられませんでしたが、キャラの可愛さはとても良く描かれていました。

そんなゆるゆるな気持ちで見てたら、最後、衝撃のエピローグが流れます。バラバラだった5人が高校の入学式で再会するのです。そしてあの時のあの人があんなことを……! 突然現れる緊張感。なにこれおもしろそう! 今までの本編は壮大な前振りだったのかと。そうなるとこれは最高の前日譚映画になります。前日譚が先!? という気持ちもありますがまた続きが気になるものです。

アニメで前日譚が良かったのといえば『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』を上げたいですが、西尾維新物語シリーズも、いま劇場で3部作上映期間中の『傷物語』もそうなるのかな。

洋画でも『ローグ・ワン』といい、『Alien:Covenant』といい、前日譚の物語って盛り上がるな……! とちょっと思った次第。