カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ファインディング・ドリー』日本語吹替版


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『ファインディング・ドリー』日本語吹替版を観てきました。やっぱり海がきれい! 入りたくなります!

ニモから、かなりストーリーもビジュアル効果もパワーアップ! ニモ(のお父さん)の冒険よりも、険しくて、登場する生き物も多く、敵は歯医者の姪っ子のようなはっきりした偶像じゃなかったのが、おもしろかったです。

前回のニモは、片ヒレが小さいハンデをもっていて、今回はドリーの記憶がなくなることが、軸になっているお話でした。金魚は5秒しか記憶が持たないとか、5ヶ月持つとかいろいろ説があるようですが、ドリーは短いのをヒントにされたようですね。

ドリーの“忘れること”で、明るく前向きに生きていることについて、時々、とてつもなくドライでクールな行動になってしまうところが印象的でした。忘れたほうが幸せになれるかもしれないと言ってるようで、とても複雑な気分ですが、ニモも、ドリーも、それぞれ不便なところを持っているけれども、それは個性であって、そんなのお構いなしに奔放に生きて行くところが元気づけられます。両親の無償の愛にも救われます。

日本語吹替版を見たのですが、小さいころのドリーのかわいいこと! あと、八代亜紀さんが本人役で出てきて、脚本がちょー楽しかったです。日本語版ならではのお楽しみがここにありました。

映画のような景色があるなら、また海に潜りたくなりました。