カエルニッキ

ド・ザイナー。

『容疑者Xの献身』


(C) 2008 フジテレビジョン / アミューズ / S・D・P / FNS27社

先日観たガリレオシリーズの映画『真夏の方程式』がおもしろかったので、iTunesのレンタルで『容疑者Xの献身』を観てみました。いまどき、家にいてたった400円でレンタルできるって素晴らしいシステムだなっ! ハイテクバンザイ。

容疑者Xの献身』おもしろかったです! 何十にも重なったトリックを一つ一つほどいていく課程で、答えを知っているつもりだったけれど、騙された!と思うしかけがあり、最後の最後まで気が抜けませんでした。東野圭吾読んだことないけど、2本の映画を見て思ったのは、秘密と自己犠牲がモチーフなんだなあと。自己犠牲って偽善臭がしてそれを感じ始めた途端、チンプに感じてしまうのだけれど、ここの作品の自己犠牲には愛が溢れていて泣けてしまう。

特に最後、堤真一がすばらしかった! ちょー感動的!ただただすばらしい俳優だとしか言えない。この人がこの映画の全てを良くしていると言っても過言ではないほど。

それにしても好きなものを一緒に語り合える空間というのは、本当に居心地がいいものだ。自分の人生の中で、今一番大事にしているものがそれ。