仲村さんのお部屋に入り、ノートの中を見て泣いちゃう春日くん。
春日くんのほうが女っぽいセンチメンタリズム持ってるなーと思った。このあと仲村さんは、春日くんを抑えつけて、クズとしか言わないのだけれど、それが仲村さんのセンチメンタル。
一緒にこの街の中で向こう側を見つけたいといった春日くん。一筋縄ではいかない仲村さん。この後の春日くんの時間が逆に戻る回想。全面否定された春日くんの中の日々が、ある意味走馬灯のようにかけめぐる。
そして数々の刺激的な言葉とめくるめく場面が交錯する。これ、次回の2部? 見ているとどんどん怖い感じの出来事が起こっている。そして春日くんのセリフで締められる「第一部 完」。もうこれは次があるってことだよね? 2部はもっとすごいぞということか!
全編通して、すごい演出でした。実験も兼ねてやっていたふうなところがあって、描画もそうだけど、音楽の演出がセリフ以上に心情を語っているような、効果的な使い方をしていたのがとても印象的でした。
たしかに他に類を見ない演出は、かなり強烈にのこることになりました。ネットでの評判では、絵の好き好きは賛否両論でしたが、インパクト残す戦略なら大成功だったと思う。このアニメ作った人たちすごい。