カエルニッキ

ド・ザイナー。

Club Hollywood vol.2 #薬酒


6日は、薬酒Bar高円寺で行われた、Club Hollywood vol.2に行ってきました。バーカウンターにはポップコーンや、乾き物がフリーで置いてあって、映画館気分とお正月気分がありました。注文した薬酒は、今回も高麗人参酒に。あの独特の香りもなく飲みやすいのでついつい飲んじゃってすぐ酔っちゃう。途中参戦でDJ2人しか写真撮っていませんがよかったらみたってください。

▲筋肉映画DJ つむじ宮下
筋肉という肉々しいテーマで映画音楽をかけまくってました。アクション系が主でしたが、『エクスペンダブルズ』はある意味集大成と言える映画ですね。イントロでなんの曲か当てる人達がいるので、イントロクイズ状態になったり、でも必ずフロアに知ってる人がいて、盛り上がりすごかった。それにしても筋肉DJかと思えるほど、熱く、熱い方でしたー。

▲VJ Routes
あらゆる選曲に対応していました。筋肉映画のとき、色々出てきてすごいなあとおもいましたが、アニメ関係も強いらしいと聞きました。

▲怪獣DJ
//d.hatena.ne.jp/inu/" title="いぬ日記">いぬ:この日のお目当てだった怪獣DJ。初代ゴジラと共に、オキシジェンデストロイヤーで逝ってしまった、芹沢博士コスで登場です。

ゴジラガメラ東宝大映などの往年の怪獣映画のテーマがあらゆるテーマが聴けました! 限られた45分という時間で怪獣テーマ、マーチみくす、あらゆる(少)美人に歌われたモスラみくすと盛りだくさん。厳密に厳選された怪獣DJタイムちょーよかった! 怪獣好きには絶対琴線に触れるところあったはず。もっともっと怪獣好きに聴いてもらいたいし、共鳴したいDJでした。

ゴジラvsキングギドララゴス島での新堂隊長の名シーンセリフ

「我々を救ってくれた者を残して、この島を去ることになるのはまことに忍びないが許してほしい。自分たちにはどうしてやることもできない。 傷を治すことも、ここから運び出すことも。 一刻もその傷が癒えることを祈っとる。 我がラゴス島守備隊一同、この恩は生涯忘れない。忘れない・・・」

ゴジラvsキングギドラ』で、戦争当時ゴジラザウルスによって命を永らえた新堂隊長は、戦後の日本の復興経済を担い、日本経済をうごかすほどの一大コンツェルンをつくりあげますが、果たしてそれをゴジラとなったかつてのゴジラザウルスが上陸し、経済大国になった日本を破壊。新堂隊長が島でゴジラザウルスに別れを告げるときと、ゴジラがビルの中に居る新堂会長としばし見つめ合うときに使われた、名曲。この曲をかけながら、このセリフを言いましたよ。どうですこの演出! 泣きました!


戦後ということもあり核兵器、戦争反対というテーマでよく語られる初代『ゴジラ』の芹沢博士の名ゼリフ

「尾形、人間というのは弱いものだ。一切の書類を焼いたとしても、おれの頭の中には残っている。おれが死なない限り、どんなことで再び使用する立場に追い込まれないと誰が断言できる?」

ゴジラ兵器となる、オキシジェンデストロイヤーを作った芹沢博士。唯一ゴジラを倒せる物質だが、これを使ったら最後、世界中で武器に使い始める権力者たちが出てくる事を恐れ、設計図はもちろんのこと、自らの記憶もこの世から葬り去るという手段をとります。婚約者までゆずりあくまでもストイックな芹沢博士に胸が締め付けられます。

この日限りの怪獣セットリストだそうで、滅多になさそうなしばりだけれど、ああ、あわよくばまた別の機会にあれば、怪獣音楽が好きな人達たくさんに聴いてもらえる機会があればいいなあと思いました。

<TIME TABLE>
15:00 いぬ(SF)
15:40 店主(キューブリック
16:20 Routes 
17:05 あんどぅ(リンチ)
17:50 ZENZEN(マカロニウェスタン
18:35 つむじ宮下(筋肉映画)
19:20 いぬ(怪獣映画)
20:05 DJ ele(日本映画)
20:50 兼子さん(香港映画)
21:50 店主(ベタ)