TM & (C) 2012 Marvel & Subs.
『アベンジャーズ』3D字幕版を観てきました。過去数年かけてマーベルはアメコミヒーロー単体映画を作り、最後にこのアベンジャーズに繋がるようなストーリーを仕組んできていて、ついに壮大なアベンジャーズ計画をようやく見ることができましたが、これがまた豪快で痛快! ダイナミックなヒーロー祭り映画でした。
見た目はロボット、中身は人間、天才発明家でプレイボーイ実業家のアイアンマン、世界大戦中に肉体強化薬品を打たれ超人になったアメリカヒーローで愛国心の人キャプテンアメリカ、苦悩の科学者で超人的な強さをもつ超人ハルク、神様失格になって人間と地球が大好きマイティーソー、そして魔弾の射手ホークアイ、魔性の女スパイブラックウィドウと、国際平和維持組織シールド長官、ニック・フューリーによって6人がついに集結。
選ばれしヒーローたち全てが何らかの形で関係しているのを、細かく絡みあわせつつ、バラバラな個性の凹凸を、パズルのごとくうまく組み合わせ、能力の見せ場もたっぷり盛り込まれているという、絶妙なセンスの脚本がすばらしい。みんな愛すべきキャラクターになっています。
個性光る6人の中ではやっぱりアイアンマンが一番派手で目立ってやっぱり好きですが、かなり強いはずだけれど、我の強いヒーロー人の中で、一番控えめな「超人ハルク」の人柄に惹かれました。ハルクだけ単体で見てないのですが、役者は前の人が降板し変わっていたらしいです。なんの特殊能力も持たない、キャプテンアメリカのファンを公言していたフィル・コールソンの存在もまたよかった。
まったく両極端の位置にあると思うけれど、最近見た『ダークナイト・ライジング』とならぶおもしろさ。もしかしてこの夏傑作SFの2本かもしれません。