カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ミッション:8ミニッツ』


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「このラスト、映画通ほどダマされる。」のキャッチコピーが気になる『ミッション:8ミニッツ』を観てきました。普通のタイムパラドックスものとはちょっと違うSFサスペンスアクションです。とくにスピード感がすごい!

中身を説明できないと書けないため、どこからがネタバレになるのかわからないのでご注意。

原題は『SOURCE CODE』。人は死んでからの8分ぐらいを記憶にとどめておくことができるらしく、あるプログラム「ソースコード」を使って、死亡した他人の脳にリンクし、バーチャル世界の8分間で、乗客全員死亡の列車爆破事件のテロリストを探し出すという任務につくもの。この任務に米軍エリート、コルター・スティーブンス大尉が選ばれるのですが、最初は要領を得ないため、何度も同じ場面からスタートして犯人を探し出します。

これって『シュタインズ・ゲート』を知っていたら、これはオカリンとかぶるものがあると思うはず。しかもお相手のヒロインの名はクリスティーナ……。←これが言いたいだけだった。

そしてこのコルター・スティーブンス大尉も何度も衝突前の8分間を繰り返すことによって、みごとに事件解決の糸口を見つけるのですが、それと並行してこのミッション自体に不信感を持ち始めます。聡明な大尉の機転が利く所はとても気持ちいいものですが、とくに最後の衝突シーンは感動的。涙が止まらない!

モニタ越しに指令を出すグッドウィン大尉が、スティーブンス大尉を見るときにカメラのレンズオンリーだというところ、もしかしてわざとで、ミスリードを誘ってたかもしれない。そしてそこから謎が残った。爆発を阻止して、現実にはなかった未来、つまり平行世界を作っちゃったってことでいいのかな。最後に建物の前にあった巨大なオブジェを見たとき、どうして立ち止まったのか、そこがわからなかった。その建物に自分の死体が眠ってるということかな。教えてエロい人。