2週間にわたって早稲田松竹で開催中のジャン=リュック・ゴダール特集の中の『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』の2本立てを観てきました。
むかし見た『勝手にしやがれ』は、全く良さがわからないむずしいものでしたが、今ならその斬新さがすこしわかったような気がします。あと、ファッションがかっこいい作りで、相当おしゃれな映画だったんだと思いました。
『気狂いピエロ』は常に青、赤、黄色の鮮やかなカラーリングと、人の話しているバックに名画、そして役者がのたまう詩的なセリフと、どこを切り取っても絵になるものでした。二人で車にのっている正面からのシーン、あることに気づくとゴダールの面白い発想にニヤリとしてしまいます。昔の映画ならではの楽しみ方が存分にできました。
どちらの映画も最後は衝撃的な結末で終わります。その余韻が、きっと後に引いてしまうのだと思う。
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