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早くも今年最高のカルト映画になるかもしれない、『ムカデ人間』を観てきました。“ドイツ郊外に住む、シャム双生児分離手術の専門医である、ヨーゼフ・ハイター博士。彼の夢は数人の人間の口と肛門をつなぎ合わせて一体の生命体“ムカデ人間”を創ることだった。”
言葉で見ただけで容易に想像できるムカデ人間のインパクトはかなり大きい。人によってはトラウマにもなりそう。え、まさかそうやっちゃうの! 漫画みたいなことを実現させちゃう、そんでもってどこかおかしい、ブラックユーモア満載のヤバい映画です。
劇中では3人つなげるんですが、術後の痛みが伴うので真ん中が前後一番苦痛だとか。一番後ろは体力的に最初に弱り、一番先頭は精神をやられるところが、ちょっとキツイです。
日本人の俳優が北村昭博という人。初めて見る人でしたが、この人の暴言がなぜか心を和ませ笑わせてくれるのが救いです。とはいえ出来れば心に余裕がある時に見たほうがいいと思います。
ハイター博士の顔はほんとにいい博士顔で強烈。一度見たら忘れられません。