カエルニッキ

ド・ザイナー。

『127時間』


(C) 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
『スラムドッグ$ミリオネラ』のダニー・ボイル監督最新作、『127時間』を観てきました。127時間は、絶体絶命の危機から、奇跡の生還を果たすまでの時間。監督の独特の手法だった『スラムドッグ$ミリオネラ』の時の回想部分が、この映画でも巧妙に差し込まれていて、後半の走馬灯はリアルすぎて怖いぐらいです。最後にはじわじわとずっしりと、意志の強さと、行動力と、生命力を受け止めることになります。わかってるけど、自分には無理で、きっとだから感動するんだと思います。

それにしてもアメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオンというところ、アメリカのなんとかキャニオンて付くところはたいていこんな景色なんだろうけれど、絶景ですね。岩の上を身軽に飛んでいく主人公がかっこよかったです。