カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ブラック・スワン』


(C) 2010 Twentieth Century Fox.
『ブラック・スワン』を観て来ました。怖かった…もう全体的に…。

役を究めるために怒濤の努力と苦しみゆえに起こる様々な摩擦。そのなかでニナがなぜ抑圧されストレスの塊になってるのが中盤からわかってきて、次に黒いニナがどうゆう状態で現れるのかわからないヤヌスの鏡状態。

呪縛から開放された時の瞬間が輝かしくもあり、そしてショッキングでもあり。強烈なシーンでした。これはナタリーポートマン自身が葛藤したのではないかと思えるほど、激しくも美しい変貌でした。最初から最後まで緊張感が走りっぱなしの一本です。

しかし、なんで昔から女の嫉妬の醜さは、バレリーナがぴったりなんだろう。トゥーシューズとか結んでるところ見るとドキドキしちゃうよ。