14日に津田ホールで行われた「山田令子 2台ピアノによる 伊福部昭作品演奏会」に行って来ました。2台のピアノが向き合って重なって、上から見たいステージでした。手元が見えるように一番前で見ました。
もちろん音は迫力あって、切れ味あって、聞き応えあるんですが、お顔が慈愛に満ちたり、とぼけたり、山田令子さんは、表情も魅力的な方でした。
伊福部昭作曲の曲は、演奏者泣かせの逸話もあるぐらい、その技術は高度なものとして知られていますが、はたして「リトミカ」のオーケストラ分もピアノだけで演奏するのを聴くのは初めてで、どんな感じだろうと楽しみでした。が、うまく補助演奏されていてピアノである独特感は良かったです。
「SF交響ファンタジー第1番」の、ピアノ2台版、冒頭のガーンとくるとこ良かった。やっぱりガーンときました! ラドンのとこは、音足りてないみたいだったけど、しょうがないのだろうな。もう一台ピアノ足したらできるのかな。なんて素人考えで思ったり。
会場ではひさしぶりに懐かしい人とご挨拶できました。生きてる間に、あと何度、伊福部昭の曲の演奏聞けるだろうなんて思ったりしました。
【プログラム】
賛助出演:パトリック・ゴードン