金刀比羅宮で開催中の伊藤若冲 特別展『百花若冲繚乱』に行ってきました。奥書院「上段の間」の「花丸図」が長い修復から晴れて公開の運びとなったものです。
展示物はちょっと鑑賞スペースから離れてはいましたが、花の名前解説付きクリアファイルが置いてあって、座って観られるような感じでした。古い年季の入った切り花の絵は、所々かすれていたりしていましたが、それでもしっかりと存在を主張していました。ずっと観ていても飽きるものではないですね。
第二会場で展示されていた襖4面は、色合いがよく残り、この切り花がタイル上に並んだ部屋にいることを想像すると、なんて豪華なんだろうと溜め息が。。
絵はがきを買いました。虫食い後のある葉っぱが好きです。ゴールデンウィークということもあり、たくさんの人出で参道は賑わっていましたが、展示場は数人ぽつぽついるぐらいで、じっくり観られました。
伊藤若冲 特別展『百花若冲繚乱』
期間:2010年3月19日(金)〜6月13日(日)
休館:年中無休
時間:8時30分〜17時(但し入館は16時30分まで)
場所:第1会場:奥書院「 上段の間」
第2会場:高橋由一館 3階
香川県仲多度郡琴平町892番地1