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『第9地区』を観て来ました。遭難したエイリアンを南アフリカのヨハネスブルグに居住区を作り住まわせるという話ですが、ハリウッド映画にして異色の展開でした。聞くと、監督はヨハネスブルグ出身だとか。そのせいもあってか、時々エイリアンに対する人間の行動が、紛争を思わせる部分もあり、社会派映画としても大きなメッセージを含んでいそうです。
それにしてもエイリアン。いい味出しまくってる。最初は嫌悪感のあった姿が、後半は人情やかわいさがみえてきたりも。そしてこの終わり方は次があるようなないような、よくこの終わり方で通ったなと思うほど、印象強く残りました。ハリウッド映画に見飽きた人はこちらをオススメ。ジャンルでいうと、昆虫SFグロ社会派映画かな。立場や価値観の逆転する話は大好物です。
