カエルニッキ

ド・ザイナー。

『Edit Radio Cut.3〜Edit Workshop for Garage Band』


アップルストア渋谷で行われた、『Edit Radio Cut.3〜Edit Workshop for Garage Band』に行ってきました。MCはDJ HOME CUT

ノンセクトラジカルズのアップル製品の音楽ソフト、GarageBandを使っての音編集の実演と、DJ Spitのライブが見られました。むかしはテープを手で切り張りしていて4小節分の作業が2時間かかったとか。テープは斜めに切るとLRがごまかせるけれど、まっすぐ切るとごまかしが効かず、まっすぐ半分に切ってつないでいるうちにアタックの部分がずれて、思わぬ産物ができ、それがのちの“つわわ”であるとか、面白話が聞けました。

GarageBandでの実演はYMOの「ライディーン」にあらかじめドラムをかぶせテンポを遅くしたものを仕込んでおき、これの波形をコピペしたり、ギュ、という音を良いタイミングで入れ込んだりしたものを即興で作って見せてくれました。解説にあたったノンセクトラジカルズの二人も実はこのアプリを操作するのは2回目。操作も覚えつつのぶっつけ本番で、おもいっきり初心者目線での実演がかえって素人目では分かりやすかったように思います。

「エディットした音に空白の音があったっていい。」その上にわざわざドラムをかぶせることはあまりしないみたいな感じのニュアンスのことを言ってました。


そして後半はデジタルエディターSpitのライブ。ハンドルとiPhoneを使ってのDJです。ハンドルはBluetoothでつながり、回す方向でエフェクトのかかり方が違うらしい。

iPhoneWiFiでつながり、イコライザ制御など。

先日アメリカで発売されたiPadが日本でも出たら、デジタルエディターたちは計り知れない可能性の渦に飛び込んで行くのだろうなと容易に想像してしまった。良い実演でした。お疲れさまでした。(何かまちがいていたらご指摘お願いします!)

【出演者】
MC:HOME CUT
LECTURE:ノンセクトラジカルズ
EDIT LIVE :Spit


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