カエルニッキ

ド・ザイナー。

『アバター』


(C) 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.
先行レイトショーで『アバター』3D字幕版を観てきました。

タイタニック』から12年、ジェームズ・キャメロン監督が作り上げた新しい“生命”

というキャッチコピーがありますが、満を持しての真打ち登場というまさに3D映画の王道という冠を付けたくなる映画でした。3Dのために考えられたと思われるカメラアングル、ついよけてしまいそうになる臨場感、迫力満点です! すごすぎるので刺激が少々強いかも知れません。日劇9Fの前から3番目の席で自分は大丈夫でしたが、前で観るのが苦手な方はもしかしてひいた方が良いのかも?

スクリーンから迫力ある映像がどんどん飛び出して来ますが、ストーリーはきわめてシンプルでわかりやすい。このわかりやすさは健在。パターン化してしまいストーリーに複雑さを求められる今どきの映画では、古典的かもしれませんが、映像が複雑化するにあたり、私は徹底して善か悪か分かりやすいキャスティングにした潔さは大好きです。なんというぶれの無さ。『ダンス・ウイズ・ウルブス』を知ってるなら、感動もひとしおです。

そして映像にしっかり密着しているジェームズ・ホーナーの音楽が、あの壮大な風景を目の前にして感動に打ち震えないわけがない。気付いたら涙が流れていました。(いま気付いた、2人のジェームズ)

最初観た時びっくりしたのですが、3D字幕版は字幕が飛び出て浮いていたのでw、今度は3D吹替版も観てみたいです。あと、3D版じゃないやつも。予告で見ただけですが、画質のクオリティは3Dメガネをかけて観るよりも粒子が細かそうな印象です。