カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ノウイング』


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『ノウイング』を観てきました。

SFミステリーな出だしで、ひとつ謎を解けばまた次の謎がでてきたり、大迫力な大惨事のシーンがうまいところに織り込まれていて、物語はハラハラドキドキ、全然飽きさせません。やってくるであろう終わりの時を前に、不仲だった家族がひとつになったりするのも美しい。

だけど、どうも最後は宗教がかったところの結末で、日本人である自分にはこれでいいのか不思議でした。これだと大学教授ジョンのやってきたことは、無駄な抵抗だったという結論にならいのかな? ちょっと腑に落ちないラストでした。

しかし、大惨事のシーンは本当に迫力ありました。美しく見やすい大惨事というと変な言い方ですが、特に地下鉄のシーンは、最近見た映画ではかなり精巧な作りだと思いました。