カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版』


(C) 「放送禁止 劇場版」製作委員会

放送禁止の劇場版 第2弾『ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版』を観てきました。ネタバレします。

この作品はテレビ放送のあった、放送禁止2「ある呪われた大家族」から、7年後の話。新しいご主人を迎え、3男4女の7人兄弟は4男5女の9人兄弟に増え、さらに大家族になっていた浦家。カナダの女性映像作家ベロニカ・アディソンが、この大家族に密着取材したドキュメンタリー。という作品。

今回も出てきた、お父さんのための特別メニュー牛肉の佃煮に、前夫と同じようにヒ素が隠し味で含まれていたのかと思いきや、なんと昆布を砕いた調味料だった! テレビで放送された放送禁止2「ある呪われた大家族」を見ていた人なら誰しもがヒ素だと思ったはず。そこをまんまとだまされてしまいましたが、放送禁止はこの映画をはじめて見た人だったら、どうゆう印象だっただろう。

はじめてこの映画をみて、そのあとTVシリーズの放送禁止2「ある呪われた大家族」を見たときに走るであろう、新たな戦慄がとてもすごそうです!!! そんな巧妙なからくりに感動した今回の劇場版2作目はとてもわかりやすい内容だったと思います。ああ、誰か、はじめて放送禁止の映画を見る人に、放送禁止2「ある呪われた大家族」もためしに観て欲しい。。。

以下、いろいろなシトの助けを借りて集めた真実

  • 朝食の時、みそ汁、納豆など、一つの豆からできている→豆を煮るに豆がらを焼く→兄弟(血族)同士が互いに傷つけ合うことの意味?(三国志の見過ぎかも)
  • 習字「バット一発」「十三振だ」→バット一発、父さん死んだ
  • 習字「ハハハ」「サイコーです」→母はサイコです
  • 習字「強打」「行こロス」→兄弟殺す
  • 習字「猛虎」「ロスしかない」→もう殺すしかない
  • 隆太くんがベランダから落下したとき、ちらりと二階の窓に母、司の姿
  • 隆太くんが入院したときに、司さんが家で電話しながら持っていたのは生命保険の書類?
  • ドラゴンフルーツに果物ナイフが刺さってた「りゅう・た」→「ドラゴン」
  • 子供たちがインタビューされているときに母、司の姿
  • 純夫さんがインタビュー受けてるとき窓の外に、長女、林檎
  • 家庭菜園のところで、子供たちに「そこで遊ぶなって言ってるでしょ、あんたたち一人ぐらいいなくたって構わないんだから」みたいなことを言ってどやしつける母、司。
  • 団くんが「お母さんががよくホケン、ホケンと言っているから保健体育を頑張らないといけないと思って勉強している→普段からから母が生命保険の事を言っている
  • クッキーという鶏が生んだ卵と、クッキー自身を締めて作った、究極の親子丼。血のつながった父とその子供おいしくいただくのが、保険金?
  • 純夫→純粋な夫
  • 浦 司→裏をつかさどる妻?
  • 果物の名前の子供たちに植物状態にさせられるというオチ。
  • ベロニカ監督の作品「アリゾナの子ら」「サハラおじさん」を「砂漠」→「裁く」に変換、「裁くの子ら」「裁くおじさん」
  • 最後の「サイコー」ですは、「Psycho」

以下、疑問

  • 前夫の失踪から7年、その後、長男は引きこもり、長女は家を出たのは、母から身を守るためか、監視するため?
  • 三女の家庭内暴力は、じつは純夫を危険から遠ざけるため?

今回劇場パンフレットはなく、単行本が置かれてありました。まだ「ベロニカ・アディソンさんインタビュー」しか読んでいませんが、「サハラおじさん」は、取材中に亡くなってしまい、ベロニカ本人が語りたくない映画だったことが書いてありました。どこか大家族のお父さんとサハラおじさんがかぶるような印象のインタビューでしたが、これは惑わすためだったのか?

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