カエルニッキ

ド・ザイナー。

『劔岳 点の記』


(C)2009「劔岳 点の記」製作委員会
『劔岳 点の記』を観てきました。前人未到の地へ挑む、地図を作る男たちの熱い情熱と絆の物語でした。

剣岳は登ったことがありませんが、何しろ壮大な北アルプス大自然相手ですから、そこにあるだけで、無言で語ってくる自然の厳しさや美しさは、ぐっとくるものがあります。

点の記というのは、山の高さや、距離などを測る三角点を立てていく作業のことらしく、そういえばその打ち込まれた石は何度か山頂で見た覚えがあるなと思って、いままで行った山の写真を掘り返してみたら、あんなにいろいろ行ってたのに、出てきたのは2つだけ。高い山にだったらありそうなんだけど、山頂の札は絶対撮ってるのに、三角点は撮ってないものですなー。

▲2003.5.25 雲取山にて。ここには丁寧に解説が書いてありました。(画像クリックで拡大)

▲2003.11.23 雁坂嶺にて。うっすらと三角の文字が見えるので、これもそうかな?(画像クリックで拡大)

山に登りたくなります。予告なしに全く想像つかない風景を見せてくれるあのショックに近い感動は、いいものです。