若くして亡くなったアルベール・ラモリス監督作品の『赤い風船』・『白い馬』を観てきました。2本ともシンプルな話で、セリフもほとんどなく、でも、あとに強い印象が残ってしまう不思議な映画でした。
- 『白い馬』(モノクロ/1952年)
- 白い馬と少年の話。フランス南部の風景がすばらしい。海辺の浅瀬で水面が鏡のように映る馬と少年が歩いて行く姿は、モノクロ映画ならではの情景。
- 『赤い風船』(カラー/1956年)
- 赤い風船と少年の話。赤い風船の存在感がすごい。どこを切り取っても雰囲気のいいフランスの街角で、真っ赤な風船と少年がとてもこっけいで、かわいくて、いとおしくなるファンタジー。最後のシーンは静かながらも圧巻。
【参考サイト】
赤い風船を追いかけて… | special | verita
赤い風船/アルベール・ラモリス: ◆ 7つの部屋 ◆:So-net blog
『赤い風船』『白い馬』予告編
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