吉田秋生の『海街diary1 蝉時雨のやむ頃』を読みました。タイトルが一瞬別の物語を彷彿とさせますが、全然怖くないヒューマンドラマです。鎌倉の風景と、街に住む人たちと、じんわりとあたたかい家族のいい話。このじんわりが、クールでドライで、そしてうるっと泣かせるいいものでした。
最近は病気ネタにとても弱いけど、さち姉の「闘病生活を送っている子供たちがどうしてしっかりしているか」の言葉にはドクンときました。他にもこのコミックには名言がたくさん。読んだあと、気持ちが穏やかになったりして、鎌倉に行きたくなっちゃいますねー。
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: コミック
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