カエルニッキ

ド・ザイナー。

美内すずえと「ガラスの仮面」展


美内すずえと「ガラスの仮面」展を観に、世田谷文学館へ行ってきました。

印刷では観られない美しい配色の原画が、ずらりと陳列されていました。こんなに丁寧に描き込まれていたんだなと、改めて感動。

年表と一緒にみる原画は、その時の見せ場のほんの数ページが置かれていて、知ってるけど、ついつい続きを読みたくなっちゃう。いって見れば水戸黄門の印籠を出すようないい場面のところがチョイスされていて、スカーっとしたり、うるうるしちゃったり。やっぱり亜弓さんが一番泣かせるセリフを言ってるのがわかります。

その他、マヤたちが住んでたお部屋の再現をした白百合荘(唯一の撮影スポット)や、マヤが学校の倉庫で演じた「女海賊ビアンカ」や、亜弓さんの独り芝居だった「ジュリエット」、そして全く逆のイメエジで演じた「二人の王女」の舞台セットがあり、小さいながらもガラスの仮面の世界に入るには十分の空間でありました。

舞台や、テレビドラマや、アニメや、能でも演じられた「ガラスの仮面」ですが、アニメしか見られていません。能のチケットは受付開始10分で売り切れといわれた記憶があります。

いま、世田谷文学館では新生「劇団つきかげ」作中劇公演中で、行った時は稽古中でした。団員も募集をしたようです。どうゆう劇になるのかとても興味深いです。行けたら行きたいナー。

そういえば、入口には紫の薔薇の花が置かれてあり、壁に貼ってるポスターも、マンガの中でマヤと亜弓さんが演じた劇のポスターが飾られてありました。とても世界観を大事にした展示会でした。

写真はどんぐりカフェの期間限定亜弓セット。クイーンマリーと薔薇のマドレーヌ。

美内すずえと「ガラスの仮面」展
会期:2007.7.7〜9.2
場所:世田谷文学館
入場料:500円