カエルニッキ

ド・ザイナー。

『アポカリプト』


マヤ文明崩壊前夜を描いたという、『アポカリプト』を観てきました。監督は『パッション』で世界中に衝撃を与えたメルギブソン。今回も残虐なシーンがてんこ盛りでR15指定になっています。

パウの逃げるシーンがこの映画のアクションの要になってると思います。観ている方も息切れがしそうでした。血のにおいが漂ってきそうな生々しさもあり、思わずこぶしを握ってしまいます。

聞くところによると、役者陣は一般募集したとかで、無名のシトばかり。だけどずいぶんとそれっぽい(?)感じで妙にリアリティがありました。滝のシーンはCGではないらしく、必見です。あれは身震いするシーンでした。

「恐れは病」というセリフが劇中に出て来ます。なんとなく監督の言いたかったものはここにあったと思われます。

R指定になるほど残虐なシーンがあるので(R指定されてるのに、グロかったと文句を言ってるシトもいるので)あまりオススメしませんが、全部CGなんかでキレイにごまかされた映像よりも迫力満点だと思います。ジェームスホーナーの音楽も最高です。