夏目漱石原作の『ユメ十夜』（突然音アリ）を観てきました。10編のオムニバス映画になっていて、どのユメもおもちろい！
よく、その監督の手法にあった夢の内容だなあと思いました。本当にみんな独特の表現がおもちろくて、重厚な十夜です。
夢の順番も、前半は大御所っぽく、後半は若者っぽく斬新な発想が生きていたように思います。やはり気になったので、それぞれの監督の年齢と代表作を調べてみました。（2007年現在の年齢）
「第一夜」監督：実相寺昭雄（享年69歳）『姑獲鳥の夏』『ウルトラマン』
「第二夜」監督：市川崑（92歳）『犬神家の一族』『ビルマの竪琴』
「第三夜」監督：清水崇（35歳）『呪怨』『富江 re-birth』
「第四夜」監督：清水厚（43歳）『魔弾戦記リュウケンドー』『仮面天使ロゼッタ』
「第五夜」監督・脚本：豊島圭介（36歳）『怪談新耳袋 ノブヒロさん』
「第六夜」監督・脚本：松尾スズキ（45歳）『恋の門』
「第七夜」監督：天野喜孝（55歳）『ファイナルファンタジーシリーズ』、河原真明（38歳）
「第八夜」監督：山下敦弘（31歳）『くりいむれもん』『リンダリンダリンダ』
「第九夜」監督・脚本：西川美和（31歳）『蛇イチゴ』『ゆれる』
「第十夜」監督：山口雄大（36歳）『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン』『地獄甲子園』
