皇居東御苑にある三の丸尚蔵館で、若冲の動植綵絵(どうしょくさいえ)を観てきました。生き物がたくさんの絵です。命を尊ぶがゆえ、描かれている生き物すべてが画面の中では同等であるとありました。
生き物をみずみずしくする表現のために良質の絵の具を使用し、顔料を薄く伸ばして、染料を用いるなどしたそうです。いいものを作るためのこだわりがすごい。雪が枝についてるところでは、ほんとうにしたたり落ちそうだし、枝についた梅のつぼみがほんわか暖かみすら感じさせてくれます。なによりも白色の羽の透明感がすごい。観に行けて良かったです。9月10日(日)まで。