ぎっしり詰まった美術館『水グモもんもん』

きょうこりんの呼びかけで、ジブリ美術館にて上映中の『水グモもんもん』を観てきました。

ジブリ美術館はじめてです。ジブリ映画あんまし観てなくて、みんなが熱くなるキャラクターが、よくわかりませんでしたに。でも建物がいろんな仕掛けがしてあって楽しかったー。建物の形もそうなんだけど、オブジェも凝ってて小ワザがきいてて、どこも見逃せませんでした。あと、廊下と階段が交差するただの通り道なところひとつとっても、絵になる構図があってすごく写真撮りたかったー。ジブリ美術館に行く前に、『天空の城ラピュタ』と『となりのトトロ』を観ていたら、もっと楽しめると思いました。

『水グモもんもん』約15分の映画だったけど、すごいほんわか充実してたー。知識なかったんだけど水グモって、水中に空気のドーム状の住み家を作るんですね。ちょっと水面にお尻を出して、空気をつまんでは、水草の影に隠している空気ドームに加えて大きくして、その中に敵から隠れるようにして過ごしてる。なんの説明もないけれど、それが仕事なのだなとわかりました。もんもんが空気をつかむところとか、チョーかわいかったー！　水中はいろんな生物が住んでいてとってもにぎやか。こんな豊かな自然はなくしたくないナーなんて、つい思っちゃった☆　水グモ調べたリンク→ミズグモ

帰り際、映写室の壁にトイ・ストーリーのウッディとバズの絵のサインが描かれてたのを見つけました。何でも監督が来たとか。そのとなりにロシアのアニメの監督のイラストのサインもあった。きっとこれからも増えてゆくんだなー。たのしみだねー。

それと映画ができるまでの常設展とただいま開催中の「アードマン展」がおもちろかったー！　すごいよすごい！　何もないところから思ったことを形にして、いろんなシトの手によって命が吹き込まれてゆく様がぐいぐい感じられました。観客をうまくだまして感動させる映像のトリックを考えたシトはすごい！　一部屋一部屋、隅から隅まで観るところがあって、あっという間に閉館時間になってしまうほど、時間を忘れてみてました。映像にして動かすというのは、本当に楽しいと思った。