カエルニッキ

ド・ザイナー。

複雑な器がそこにあるような不思議な安定感

紫陽花双鶏図カエルニッキのテーマでおなじみのプライスコレクション「若冲と江戸絵画」展を観てきました。もうすごいよかったー!!! 筆のタッチがホントカッコイイ! 鶴の屏風があったんだけど、卵がころころ転がるような動きで、観てるだけで楽しくなっちゃうすごい屏風だった。きっと描いてるとき楽しかったんだろうな。絶対そんな感じ!

カエル、絵のことは全然詳しくないんだけど、構図もすごいかっこよかった! 例えて言うなら、複雑なポーズをとってるフィギュアが不思議とちゃんと立つような、そんな掛け軸にしっくり来るような構図。美しい! とても美しい! 

別のフロアでは、光の強さや色が変化する展示方法で、屏風がことさら変化が際立ってて良かった。実際使っていたとして、夕日に映える金の屏風を観るとしたら、こんな感じだろうか。江戸絵画を夢中で収集したプライス氏の気持ちが、ちょっとだけわかるような気がしました。本当に美しいコレクションでした。