カエルニッキ

ド・ザイナー。

「あ・り・が・と・う。」

マリア様がみてる―いとしき歳月(後編)いろいろなお別れがあったマリア様がみてる―いとしき歳月(後編)を読みました。中でも「will」つごい衝撃! イイー! 祐巳が立ち止まって自分がどうしちゃったんだろうと思うところ。ロサギガンティアがふわりと抱き寄せるところ。ああああ! 祐巳、すごいー。勇気あるー。実際あまり自覚のなかった祐巳に、そこまでさせてしまったロサギガンティアもつごい! かなり心に残った話でした。

あと、ロサキネンシスのしっかりしなきゃという気質は、なんとなく親近感があって、痛いぐらい感じる場面がある。結局自分が苦労しちゃうのに、ほっとけなかったりして。実際カエルなんかは自分だけが空回りしてることがあったりして、気遣いしているつもりでできてなかったり、むやみに疲れちゃったり。他人の反応見て考え込んでしまったり。ロサキネンシスを見ると、そうゆうとこばっかり感じてしまいます。マリみては自分を見つめ直すよい本ですね。

もちっとゆるゆると生きたいものです。それにはもうちょっと精神が成熟しないとです。