カエルニッキ

ド・ザイナー。

その時あなたは

地震の時そう、この日は曇っていてとても暑い日でした。カエルはえぎょに付きあってもらって、秋葉原で電話の機種変更をしていました。今度の機種はウィルコムの通称京ポンというやつです。見た目は白くてお上品でカエルにぴったりで、お話もインタネットも出来るもんね。どうだツゴイだろう。ケータイでチャットとかメイル打つのってまだあまりしたことないけれど、これから女子高生のごとく打ちまくって達人になろうと思います(永遠の17歳だから)。

そう、この日は、夕方にまこっちゃんと合流して雄太のおうちへ遊びに行く予定でした。あれは、午後何時頃だったでしょう。アニメイトの前で、荷物整理をしていたときに、突然ぐらっと立ちくらみがしたかと思いましたら、頭痛は全然平気で、即座に地震だと思いました。中央通りに停まっているトラックが横にゆさゆさ揺れています。秋葉はお店の看板が落ちたら危ないから、建物から少し離れて、繋がれているどこかの犬のそばで、おさまるのを待っていました。

地震がおさまってからいろいろ物色して、待ち合わせの日本橋に向かおうと地下鉄に降りたところ、そこで電車が停まっていることを知りました。ホームのシトの話によると、50分ぐらい停まっているということで、歩いて秋葉原から日本橋に向かうことにします。

そうすると、どうでしょう。道ゆくシト達すべてが、おそらく同じ状況で、週末はゴーストタウンになるビジネス街が、買物客の通り道として大変にぎわっている、珍しい風景を見ました。後で知りましたが、電車はほとんどが点検のために運転を見合わせているとのことで、通りすがりの三越デパアトから出てきた叔母様方が「まあなんてことでしょう」と嘆いておられた声も聞こえました。

もし実際に大地震が来たら、歩くシトも、街も、こんなもんではないだろうと思いました。

無事日本橋では、まこっちゃんと雄太に合流できましたが、雄太の家に行くには電車が動かず、結局近くのジョナサンでお話して、ラーメンたびて帰ってきました。あ〜おいちかった。雄太は出張帰りで、留守の間おうちでもトラブルがあり、それこそ心配で早く帰りたいところを、お茶までご馳走してくりまひた。ウヒョー。

ところで、地震の弊害はと言うと、カエルはウチに帰ったらMOディスクを重ねていたのが、ちょろっと崩れていた程度ですんでいましたが、会社では、本棚から本がごっそり落ちていてびっくりしました。