カエルニッキ

ド・ザイナー。

あの日出会わなければ、今も笑えてたのかな

うた∽かた6話「濡肌の微熱」ちょっとまえに放送が終わっていたうた∽かた全12話見終わりました。はあー。よかったー。主人公の一夏(いちか)ちゃんと舞夏(まなつ)ちゃんのひと夏の楽しくて、悲しくて、愛しくて、はかない物語。

一夏ちゃんの素直な性格がすごく好き。こんな風に育ちたかったと思うにゅ。きっとカエルでもすごくかわいがられたに違いない。そのマジメッ子のときどきドキリとするようなエロティックな場面があったりして、目が離せませんでしたのだ! とくに3話にあった浴衣を着るシーンは、イケナイ! 反則! 心乱したシトもいたでしょう。シュルシュルッとね。

しかし、何よりもカエルの心を動かしたのは第6話「濡肌の微熱」のワンシーン。一夏が素っ裸で起きるに起きられず、お見舞いに来た誓唯(せい)がおでこをくっつけるところ。こんなに近くにいるのに、こんなに好きなのに、遠く感じてしまう切なさ。自分の知らないところで他の女と関係があったかもしれない、なのに何であなたはそんなに優しいの? ああ〜〜(;´д⊂)刹那すぎ! 結果そんな不安が一夏を狂わしていくのですが、その変貌も見応えありました。

あのとき、盗み見してしまった事実がばれたと知り、強烈な自己嫌悪におちいるところなんて、すごくわかる! フェンスに引っ掛けて落としたネックレスまで直して持ってこられた日には、まるで知らないうちに漏らしてしまったおしっこを飲まれていたような、途中で気づいても止められない止まらない、そんな恥ずかしさ。とにかく一夏はかわいい。はずかしいかわいさだった。

最後は悲しかったけれど、未来があり、なんだか爽やかに終わりましたに。舞台が大好きな鎌倉なので、また行きたくなりました。