カエルニッキ

ド・ザイナー。

お手触り講習

フォントブックアイコン金曜日、会社に来るプリンタ屋さんの案内で、OS XDTPハンズオンセミナーを受けてきました。アップルのシトを講師に迎え、主にアドビのインデザインCSを中心に、イラストレータCSやフォトショップCSを使ってのワークフローを体験してきました。

今回、ちょっと驚いたのが、入構者の半分ぐらいが未だOS Xを使用したことがなかったシトたちでした。考えてみれば、だからこの場でセミナーを受けていたりするんでしょうね。なので、セミナーの半分ぐらいはOS Xの機能説明でした。

カエル自身もCSシリーズは初めて触ったし(本来の目的はコレ)、未だに自宅では10.2.8なので、パンサー機能のエクスポゼや、フォントブック、プリントとファックスなどはとても便利で、自分の今の状態に落ち込むぐらいでした。

ほどよくCSシリーズをいろいろ触れてよかったです。インデザインのエクセル表の取り込みと、その後の編集が楽なのには取り憑かれそうです。クオーク3.3やイラストレータ8でなんかでやってらんないです。

あと、知らなかったことは、インデザインCSからは「PDF/X-1a」(PDFver.4.0)という印刷用向けのPDF規格の書き出しが可能ということ。このとき、RGB画像が入ってても、カラーマネジメントさえしておけばCMYKに変換して書き出してくれるということでした。これはCSシリーズは一貫して同じカラーを扱えるということと、OTFフォントだから実現することなんですね。

これから世界的な規格になるだろうという次世代ワークフローらしいので、一応覚えておこうと思いました。先週会社で大変おつきあいのある、(つまり仕事の半分を貰ってる)大手出版社のセミナーがあったのですが、インデザインの使用はもとより、今年いっぱいはCS移行はないと断言されたようです。てゆか、するなと。

次世代という言葉に弱い上司は、まだOS X使えないのーなんてつまんなそうですが(Mac使えません)、もしオッケーが出たとして、その環境を揃えるのに同じような名前のフォントを買ったりして、またお金がかかっちゃうってことは、あまり良くわかっていないです。オラ、しらねー。

現状カエルのいる会社は、TNGプロジェクト(名前がかっこいいよね!)みたいなのにはほど遠いです。でもどうせやるのはカエルなので、自分が知ってればいいか。

次はクオークエキスプレス6を触りたいなあ〜。

【参考リンク】
Power Mac G5+Mac OS Xによる新世代DTPワークフロー(「PDF/X-1a」の説明が載ってます。)

[1040]印刷用途向けPDF規格「PDF/X」について(こっちがわかりやすい。問題点などもあげられてます。)