カエルニッキ

ド・ザイナー。

当時、壁の破片が駅で売られていたのをボーッとみていた『グッバイ、レーニン!』

goodbyelenin火曜日はレディースディということで、ちょっとヒラヒラしたお洋服を身にまとい、下高井戸シネマ『グッバイ、レーニン!』を観てきました。

そもそも何でドイツがこんなに両極端に別れてしまっているのか、よくわからないおばかなカエルは歴史の勉強から始めました。――(1時間経過)――ふうん、そうゆうことだったのカー。四分割でねー、仲が悪くなってねー、なるほどー。ベルリンの壁は国境ではなく、西ベルリンを囲んでいたんでつね。

いやあ、映画はオモチロかったです。なんというか、せつないのに爽やかで温かいです。良く知らない国の事情も、何となくわかったような気になります。アレックスが、心臓の弱いお母さんのために、たくさんのシトを巻き込んでやってのけるウソの芝居。テレビ放送には、自分の願望が込められていたようだったのに、とても熱いモノを感じました。それからみんな優しかった。

社会が一変して価値が逆転したとしても、本当に大事なものは変わらないのだなあと思いましたに。

あと、オープニングを始め、劇中に出て来るジミなモノが独特感まんさいで、結構好きです。今はそれが薄れてしまっていたらちょっともったいないなと思ったり。音楽は『アメリ』(音アリ)のヤン・ティルセンで、独特感に拍車がかかってましたに。サントラほしー!

【参考リンク】
ベルリンの壁(歴史のお勉強はこちらで。「小中学生向け説明」がオススメ。)
BEAR HUNT/berlin(センスの良いれびぅです。)