以前その映画館で上映事故があった時にもらった招待券で、『ぼくは怖くない』を観てきました。タダ券ワーイ!
この映画、風景が良かった。どこまでも続くかと思えるほどの、広々とした黄金色のじゅうたんのような麦畑の中を、風を切って走る子供たちの姿が生き生きと輝いてました。ミケーレ少年を見守るかのように、ときどき登場する小動物?たちもよかったです。
自然にバックに流れる穏やかなメロディが、話の黒い部分とはまるで対照的で、それがまた印象強く残ってます。
物語は少年の視点で進んでいきます。少年の目に映るものの変化が、ハラハラしたり、もやもやしたり、自分も一緒になっているのに気づきます。大人が汚れているのか、子どもが純粋なのか、最後は衝撃的でした。