たまたまでつが『ミッション・トゥ・マーズ』(2000年5月)のDVDを見ました。最近世の中が火星づいているので、火星のことを知るにはいいかなとか思っていたんでつが(←ちょっと勘違いしてる)、結構トンデモでオモチロかったー! アレですね、SF映画のド派手な刺激を求めちゃうとキツイかもですね。
よく出発するところの緊張感みなぎるカウントダウンとか、それまで乗組員が積み重ねてきた努力や苦労や、複雑そうな人間関係もあっさりとしたもので、いつの間にか火星(笑) 他の監督が、情に訴え感動的な場面に持っていきそうな、力を蓄えそうな所を、いともばっさりと省略して、ある意味挑戦的だなーとか思いました。派手な爆発も、悪人も、バトルもないので物足りない感じはします。でもそのソフトな部分から、うっすらとかすかに感じ取られるものが、きっとこの映画の良さだったり、監督の表現したかったモノだったんではないだろうかと思いましたに。
アレは他のと一緒にしちゃいかん。ジャンル分けも実は難しい。そんな映画でした。そもそもジャンルってなんだ?