カーニバル(80) オーケストラ・コンサート〜Herbest Musikfest 2015〜　追加公演昼の部

28日は、東京オペラシティコンサートホールで行われた、◇カーニバル(80) オーケストラ・コンサート〜Herbest Musikfest 2015〜　追加公演昼の部に行ってきました。いわずもがな、生オーケストラは完成度高く、すばらしかったです！

熱烈なコールにお応えしてなのか、2015年の追加公演が2017年という、この息の長さは、劇場版上映が1年以上続いているという、ガルパンらしさがあるなあと思いました。プログラムは2015年と同じらしく、前回行った人達に聞きました。写真はグッズが次々に爆破されている様子です。

席が1階の後ろのほうだったので、楽器類はほとんど見えなかったのが残念。演奏曲はテレビ放送の劇伴を全て丁寧に演奏してまして、お話の転換に主人公・西住みほ役の渕上舞さんの朗読劇が入り、アニメでは語られなかったみぽりんの心情を聞くことができました。いよいよ決勝の前日のところ、疎遠になってる姉への気持ちが、その後のことをわかっていてもグッと来るところがありましたね。

バックのスクリーンにほぼピッタリの映像を見ながら、生の音楽を聴けるというとても贅沢な仕様でした。各曲に、主役になる楽器があって、音楽の浜口史郎さんの粋な計らいを感じました。

ちょっと思ったのは、劇伴一曲ずつ演奏という形が、一曲終わるたびに拍手があってせわしなく、各校メドレー形式でもよかったのではとは思いましたが、それはそれはきっと大変なことなのでしょうか。「金平糖の踊り」から「カチューシャ」のメドレーはよかったです。

「パンツァー・リート」は、ドイツ軍の行進歌でありますが、「靴の音」が入るところ、指揮者の栗田さんの拍手の合図で、会場は「ラデツキー行進曲」よろしく、拍手の渦に。

そして佐咲紗花さんのオーケストラ版あんこう音頭が、なんともゴージャス。とても貴重なモノを見てしまいました。劇伴演奏終わり、最後の方はChouChoさんによるOP曲「Dream Riser」、劇場版のイメージソング「Glory Story」（初演の2015年当時はまだ劇場版公開前とのこと）、　そして最後はみんなでED曲「Enter Enter MISSION！」歌いました。

アニソンライブでもあり、朗読劇あり、オーケストラコンサートでもある、新たな形が確立されているなあと感じました。

ひとつ、次があるなら改善してほしいなあと思うところ。オーケストラのコンサートに行くと、入場時にプログラム配っていたりして曲目や編成を知ることができるのですが、2000円で購入したパンフレットには曲目はなく、指揮者、音楽担当、渕上舞さん、ChouChoさんのインタビューなどが載っていました。おそらく、アニソンライブのセットリストは事前未公開で、声優目当ての人向けだったのかなとは思いましたが、プログラム載せて欲しかったです。（サプライズはもちろん載せないで）