カエルニッキ

ド・ザイナー。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』字幕版


『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』字幕版を観てきました。まだ誰も知らないスターウォーズ、新たな展開です。おもしろかったー! 以下、感想ネタバレ含まれそうなので未見の方はご注意です。


エピソード8にあたる本編は、旧キャラ新キャラ登場で、新たな事実が判明。というかいよいよスタート地点に立ち、動き出すという感じでした。

ルークによってフォースの概念が変わりました。前回、何かあったらしいルークが島にこもっているところにレイが赴くところで終わり、今回はフォースの力を諭されるのですが、これが概念が変わるほどの内容でした。いいの? それだといままでの修行とか血筋とか、何でもありになっちゃう危険性を伴うものでちょっと心配。バランスというのはいかようにも受け取れるもので……。

誰もが気になったところだと思うけど、レイア姫が一瞬宇宙に飛び出しちゃったけど生還するシーンちょっと笑ってしまったけれど、フォースの力万能にしちゃうのかって思いきや、NASA見解では普通の人間でも1分ぐらいなら大丈夫らしい……。

レジスタンスのポー、フィン、ローズの作戦が結構時間かけられてて、最大の見せ場だったんじゃないかぐらい、盛り上がれそうだった場面なだけに不燃焼だったのがちょっと残念。

そのかわり、白と赤の岩塩の星で、ぽっとルークが登場して壁を守ったシーンは、ビジュアル的にも圧巻でしたが、最後力尽きたところで、実は幽体離脱だったという事実。感動的なシーンだった反面、じゃあファーストオーダーのとこに直接行けるじゃん?って思うのですがその辺も力の使い方もったいないなあと思う次第。

ローズの話で、華やかな舞台裏では厳しい現実があることが明かされ、そしてフォースの力を持つものが、血縁だけではないというのを匂わすラストが、これは新しいスターウォーズなんだと認識させられます。新エピソードから登場している新キャラがみんないい感じに個性が出てきて頼もしい。

そう思うといままでの時代やしきたりを背負ってきたルークが、最後のジェダイだったとするサブタイトルは、グッと来ます。次回作がとても楽しみになりました。



限定版パンフレットは、キャリー・フィッシャー追悼ページがありました。


17.12.23