カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』2D 字幕版


『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』2D 字幕版を観てきました。

作者J.K. ローリング描きおろし脚本ということで、ハリーポッター1作目の70年前の1926年アメリカを舞台にした、ハリポタと世界観が繋がっているお話です。主人公のニュート・スキャマンダーが書いた「幻の動物とその生息地」はホグワーツ校指定教科書になっているということでした。

ハリポタと違って、大人たちが主人公なので、テンポが若干ゆっくり目で、刺激的な部分は少なく感じましたが、魔法動物のキャラクターは大変愛らしく、スキャマンダーが飼っているワールドも優しい世界で心があたたまる世界が良かった。動物だけじゃなく、登場人物もみんな個性的で、ファンタジーを大事にした世界観がしっかりと作られていると思いました。建物の崩壊するシーンなどの映像も迫力です。もとに戻す魔法便利だなとか思うぐらいに。

主要登場人物の中で、唯一人間のジェイコブのおおらかなキャラが、魔法を更に引き立てていました。初めて遭遇する魔法に、ジェイコブと同じ気持ちで見ることができるのですが、それは驚きの連続と、とても心温まるステキな出会いもあって、最後は切なくも感動するシーンも。

見終わったあとなぜがパンが食べたくなります。細かいところは甘いのですが、魔法好き、ファンタジー世界好きな方にはおすすめの一本です。