カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』3D字幕版


『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』3D字幕版を観てきました。もうひとつのスター・ウォーズという触れ込みですが、まさにそのポジションを最大限に生かした感動作に仕上がってて、予想以上にしびれた! 泣いた!「希望は、死なない─。」 のキャッチコピーが4作目の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に続いているのも、見終わった後だと胸が熱くなります。


どうやってこの話をここまでふくらませられたんだろう。エピソード4の古き良きを呼び起こすシーンが散りばめられててオッサンホイホイではありますが、ローグワンだけの魅力的なドロイドキャラも登場し、この後に続く物語の前座としては最高にステージをヒートアップさせた存在の一本だと思います。これがあるから、4が輝ける部分があり大変重要な位置に着いた一本と言えると思います。


実は本流はフォースが安っぽくなってて食傷気味だったこともあり、かなり新鮮! 帝国軍と反乱軍のスケールの大きい地上戦、スピーディーな空中戦ともに熱戦で大迫力。Xウィング参上シーンでチビリそうになります! ベイダー卿登場でチビリましたけれども! フォース、なんて恐ろしい力なのだと思わせる、そんな恐怖心を与えるに充分な暗黒王の貫禄。この見せ方最高!


そして音楽も、スピンアウトだから、というのが念頭にあるせいかオリジナルを取り入れつつも、ちょっと違ったテイストでの旋律を交えて、これがまたこのもう一つのスターウォーズトーリーの位置づけを確固たるものにしていて、かなり潔いと感じました。音楽はマイケル・ジアッチーノ

とてもまとまりのある、スターウォーズ好きにオススメの一本です。エピソード4がみたくなり、エピソード4がさら緻密な設定があったと感動する一本です。