カエルニッキ

ド・ザイナー。

TEAM NACS XX 結成20周年アニバーサリーイベント


25日(金)はTEAM NACS XX(twenty)結成20周年アニバーサリーイベント ライブビューイングに行ってきました。ちょい狙っていたTEAM NACS TWEN-Teaはすでに完売。ありがタオルを買ってきました。


20周年ということで、オープニングは今までの公演のダイジェストを集めた映像がカッコよく編集されて流れていました。リーダーが挨拶で「チームナックスちょめちょめにようこそ」というやいなや、ちょめちょめって…それはないよ。みたいな会話がつづき、安田さんがズバリそのものを言うというパターン。立派な俳優になりました!

イベント内容は、ナックスのお芝居の名キャラ、名シーン、名台詞アンケート結果を映像を交えて転換時にはさみつつナックスの軌跡を振り返る内容で進行。

まずは大泉さんの集めたナックスのスクープ「週刊大泉」で、安田さんが20年前の雑誌のインタビューで日本語話してない事実だったり、大学のころシゲちゃんが録ってたビデオに、空(くう)を見ながらチャネリングしてるっぽい音尾くんの映像、そして本邦初公開の高校時代の体操選手だった頃の音尾くんの赤裸々(?)な過去が暴かれてました。
安田さんはほんと天才だったんだなーと思い、音尾くんは愛されてるなあと思いました。

このツアーで各会場5人が持ち回りで20分ほどの自由につくるコーナーがあり、このライブビューの回に安田さんの番が回ってきてしまったと、始まる前からどこかやってしまった感のある空気がおもしろかった。

安田さんの今回のテーマは「泣いてもらいます」とのこと。前半「一杯のかけそば」スタイルで、劇団に所属している子役のふたりを招き、ぐだぐだな茶番をすませたのですが、後半は5人のうちの誰かの身内からの手紙を読みますと、いきなりシリアス。

聞いていくと今回はリーダーの妹さんからでしたが、お父上のことにも触れてて、手紙が終わる頃には、ちょっと潤んだリーダーの瞳がモニターに映り……あれ、シゲちゃん、なんで泣いてるの。隣で聞いていたシゲちゃんの涙が止まらない様子。お父上のところでスイッチが入ってしまったようでした。図らずもとても温かいコーナーになってしまった。安田さんは笑えばいいのか泣けばいいのかわからない不思議な空気を作ってすごいな。

かつてナックスが北海道で放送していたラジオ番組「ナックスガタメ」の復活コーナーで、メイルのお便りを読み上げるトークコーナーもありました。札幌のカリー軒という洋食屋さんの名前も出てきました。

カリー軒今年行きました! CUE DREAM JAM-BOREE 2016に行ったときに。ナックスの歴史がどれだけ長いかっていうアルバムコーナーがありました。→札幌 カリー軒 - 2016-08-02

その後、16年前の舞台、脚本、演出音尾くんの「King of Curry」が朗読劇で復活。カレー王国の存亡をかけた戦いが繰り広げられる内容でしたが、どうやら、大泉さん以外朗読劇を途中で無視したアドリブがはじまったようで、台本を置いて舞台を這いずり回るシゲちゃん、キャラを本番になっていきなり変えてきた安田さん、むやみに大声で主張するリーダーとなかなか手強いお芝居で、終わってから音尾くんがみんなに注意してたのがおもしろかった。

あんまりみんなが勝手するから大泉さん、「じゃあオレは最後の熊本で田中真紀子さんでやるよ!」と言い切ったのには大爆笑。ちょっとやってくれたんだけどお腹痛くなるぐらい笑った!

そういえば前のジャンボリーだったか、大泉さん脚本の小芝居の時、完全にアドリブで攻めてきた安田さんがいて、大泉さんが一人ウケてた時があったのですが、アドリブはこの5人の伝統芸なんだなと、改めて絆を感じたり。あの時の安田さんのキャラは、大泉さんお気に入りのヤスケンキャラだったので、大泉さんを笑わせようとした安田さんの策だったと思うのですが、身内から楽しませようとする発想がいいなあ。

はちゃめちゃにおもしろく終わった朗読劇のあとは、一曲だけライブ曲が歌われました。音尾くん作詞作曲の「ぼくらのキセキ〜five goes on〜」。歌詞にはまさに5人の歴史が刻まれていて、バックスクリーンに映る映像と一緒にたどりながらしみじみ見ました。

アンコール後、なんと2018ナックス本公演「PARAMUSHIR 〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」上演決定の発表がありました。さ、再来年。。2018年というと、オフィスキューのジャンボリーともかぶるし、ということは2017年には、どうでしょう新作あってもいいんじゃないの。あるといいな! と思う藩士でした。

【関連記事】


後日、池袋パルコミュージアムで開催中の「TEAM NACS CHRONICLE」に行ってきました。

入ってすぐにお出迎えの映像があるのですが、もう最初からおかしい。音尾くんのお尻の毛の話をしていました。



20年の公演の歴史を振り返るパネルコーナー、様々なジャンルに挑戦した歴史をたどって、ほとんど知らない内容だったのでとても充実していました。尻の毛の話をしてると相変わらずだなあと思うけれど、確実に良い役者さんの顔になってるのがわかります。

後半は撮影オッケーゾーンで部室を再現した空間がありました。椅子などは実物だそうで、よく持ってるなあと思いました。


最近できたナックスのLINEスタンプのステッカーがあったので、リーダー好きの友人におみやげに買いました。ナックスクロニクルは12月5日(月) まで!


16.11.27