カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ted2』日本語吹替版


Tippett Studio / Universal Pictures and Media Rights Capital Iloura / Universal Pictures and Media Rights Capital Universal Pictures and Media Rights Capital
『ted2』日本語吹替版を観てきました。最高すぎた! 前作(1とします)の100倍ぐらいおもしろかったです。下品さもさながら、シビアな部分もあって下品なのに泣ける、1より深みが一層増した映画になっています。これは次の続編つくるのにもっとがんばらないとならなそう、というぐらいバランスとれた秀作だと思います。

ときに吹替版で見たのですが、スタートレック好きと話したい4つの出来事がありました。以下ネタバレです。

  1. DS9のキラ少佐こと、ナナビジターがいきなり出てきて、しかも特殊メイクなし!(あたりまえだ)かなり動揺して、その時にしゃべっていた会話よく覚えてないありさま。
  2. コミコンの場面があってウォーフ中尉の吹き替えが銀河万丈で、まんまで一瞬役者違うのに全然違和感なくてこれまたビックリです。関係はないですが、デイタ少佐の中の人、大塚芳忠さんも吹き替えでいらっしゃいました。そのコミコンにエンタープライズが突っ込むシーンがあって、ちょーカッコイイ! パロディとかオマージュとかもうバリバリあるんだろうけれど、あからさまにすっとぼけながらやるted2は、ついつい笑っちゃいます。
  3. ビデオを見るシーンで、『ルーツ』がながれて、クンタキンテが名乗るシーンが! TNGジョーディ役のレヴァー・バートンです。偶然にもスター・トレック俳優2人が出ることに。
  4. そして題材でもあった、テッドが人間である証明をする審議。これが、かつてピカード艦長とデイタ少佐が戦った裁判「人間の条件」を思い出さずにいられませんでした。少々こじつけてしまいましたが、「人間の条件」がすばらしいいい話だったので、テッドの審議がはじまるともう涙腺うるうるです。

というわけで、全体的に下品でひどいけど、時々ぐっとくるいい話にこれは困った『ted2』でした。

15.09.06